半年以上の育休を取得予定のヨシヒロです。こんにちは!
子育て中のそこのあなた。子どもが泣き止まない、言うことを聞かない・・・それについついイラっとしていませんか?
僕もあります、イラッとすること。父親よりも子どもに関わる時間の多いお母さんたちは、イライラする頻度も多いかもしれません。
今回はそんなイライラに対処するアンガーマネジメントと言う手法をお伝えします。
育児日記でもちょろっと触れたやつです。
これであなたもイライラする気分を抑えて、子どもとの時間を楽しい時間に変えていきましょう!
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、アンガー(怒り)をマネジメントするということ(そのまま)ですが、日本アンガーマネジメント協会によると、以下のように定義されています。
1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。当初は犯罪者のための矯正プログラムなどとして活用されていましたが、時代の変遷とともに一般化されていきました。
(日本アンガーマネジメント協会HPより引用)
怒りの感情を無くしてしまうことを目指すのではなく(そんなの無理!)、不要な怒りは抑え、上手に怒れるようになるというのがアンガーマネジメントのポイントですね。
僕は実際アンガーマネジメントのインストラクターによる講義を会社の研修の一環として受けたことがありますが、ホントに様々な分野で展開されているみたいです。
本家のアメリカでは、子どもの教育のためにもアンガーマネジメントが取り入れられているのだとか。
子どもの頃から様々な感情表現の方法を学ぶことはいいことだなと思います。
具体的なイライラ対処法:6秒ルール
さて、そんなアンガーマネジメントの中のひとつのテクニックとして、6秒ルールというものがあります。正式に6秒ルールというのかどうか走りませんが、僕はそう呼んでます。
6秒ルールとは、怒りの感情が出てきたら、とりあえず6秒待ってみようというものです。
なぜ6秒かと言えば、怒りの感情は多くの場合6秒の間にピークを迎え、そのあと弱くなっていくからだそうです。
つまり、怒りの感情がMAXの状態で周囲に当たり散らすのではなく、ちょっと一呼吸置いてから行動に移そうということですね。
例えば子どもが(大人から見れば)意味わかんないことで駄々をこね始めたとき、多くのパパやママは「泣かないで!」とか、「仕方ないでしょ!」とか言ってしまっていないでしょうか?
でも、よく考えてみてください。目の前で駄々をこねている我が子は、まだ遠慮することや周囲への配慮など学んだ子どもではないのです。(教えたとしてもまだほとんど理解できないでしょう)
育児に加え家事や仕事で疲れているところにいきなり駄々をこねられたら、怒りたくなる気持ちは十分わかります。僕も親ですから。
実際にイライラしながら子どもに接することもありましたし、今でも時々やってしまいます。
でも、最近気付いたことは2つ。イライラは子どもに伝わるということ。
そして、イライラしても何もいいことがないということ。だからアンガーマネジメントを取り入れています。
カーッ!っとなったら唱えるべき3つのおまじない
おまじない、と言ったら子供騙しみたいですが、ここは騙されたと思ってやってみてください!とりあえずやってみて、それから自分に合う方法を見つけていって下さいね。
僕はカーッとなったりイラっとしたとき、頭の中で次のようなことを考えたり唱えたりして、6秒間をやり過ごします。
結局いいことない
さっきも言った通り、イライラしたりカーッとなっても、結局何もいいことはありません。
怒りの感情のまま子どもに接してもさらに泣くだけだし、妻をもイライラさせることになって険悪ムードになったりします。
だから、子どものことでイラっ、カーッ!ってなったら、
みたいなことを声には出さないけど頭の中でつぶやいています。
そんなことブツブツ(頭の中で)言ってる間に6秒くらいは過ぎていき、衝動的な行動を取らずにすみます。
人間、自分がやろうとしている行為にメリットがない(むしろデメリットしかない)と理解できれば、無駄な行動は避けられるものです。
かわいいー!
子どもに対してイライラしたときこそ、子どもを憎たらしぃー!と思うのではなく、逆にかわいいー!と思うようにしています。
物事はなんでも捉え方次第です。例えばウチの息子は夜寝る前にほぼ毎日グズって泣いてますが、そこで「また今日もか(怒)」と思ってしまってはお互い気持ちよく眠れません。
だから、毎晩寝る前に泣きやがってー!と思ったとしても、すぐさま頭の中を
みたいなセリフで埋めるようにしています。そんなことを頭の中でブツブツ言っている間に6秒くらいは経ってしまいますので、そうすると泣いてる子どもを冷静に見ることができるようになります。
冷静になれれば、子どもがご機嫌を取り戻しそうなことを頭にいくつか思い浮かべて、色々と話しかけながらなだめることができます。
みたいに子どもに語りかけながら抱っこしてあげれば、子どもも次第に落ち着いてきます。(うちの子の場合)
6秒待つことで冷静になり、こういう対処法があるんだと体験できれば、次もこれでいこうとなります。
我が子に合う方法をぜひ見つけて下さいね。
これも思い出
最後、3つ目の呪文は、「これもいい思い出だな〜」ですね。
子どもがとんでもなく泣きわめいたり、駄々こねまくってもうどうにも手がつけられない・・・みたいになることはよくあります。
そんなとき、
みたいに、ちょっと未来の自分を想像してみたりして、未来の視点から今を俯瞰してみたりします。
子どもの頃びっくりするような駄々をこねてたよ、みたいな話は大きくなってから話のネタにできたりしそうなので、思い出としてそんなことが何回かあってもいいよね〜くらいの感じで思えます。
そんな風に、今目の前で起きている現実からちょっとだけ逃避している間に6秒くらい経ってしまいますので、そうすれば怒りも少しは収まっていますね。
おわりに
ということで今回は、子育てにはつきものの「イライラ」をどうやって撃退するかについてでした。
なんども言いますが、イライラしても本当に何もいいことはない!
誰もが分かっちゃいるけどやめられない、ってやつなんですけどね。
僕がイライラしたときの6秒のやり過ごし方を色々とご紹介しましたが、もっとシンプルに、イラっとしたらゆっくり6秒数えてみる、とかでもいいかもしれません。
とにかく6秒をどう過ごすか。あなたも子育てのイライラ退治にぜひアンガーマネジメントを活用して下さいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。