育児休業 PR

【実録】男性が長期育休宣言したときの上司の反応〜お堅い部長編〜

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

半年以上の育休取得を予定しているヨシヒロです。こんにちは!

 

さて今回は、男性の僕が「半年〜1年くらい育休とります!」と上司に宣言したとき、上司がどんな反応をしたかをご紹介する【実録】シリーズ第1弾!

僕は会社の上司、あるいはチームリーダーにあたる人が主に5人います。4人が男性で1人が女性です。

男性でこれから育休を取ろうか考えている人は、上司に育休宣言した時にどんな反応をされるだろうか?と内心ドキドキしているのではないでしょうか。

もしかしたらなかなか言い出せずにいたり、結局言い出せずに育休取らずじまい・・・という方もいるかもしれません。

男性の育休取得率は全国で5%ちょっとですから、まだほとんど前例がないと言ってもいいくらいです。

だから身の回りにも育休取得者が少なく不安を感じたり、なかなか言い出しにくい人がいても仕方のないことです。

と言うことで、僕が上司に育休取得宣言したとき、どこでどんな風に話をしたのか?そのときの上司の反応はどうだったか?そんなことをご紹介します。

あなたが上司に育休取得宣言するときの参考というか、心構えになればと。どこまで参考になるかわかんないけどね・・・

 

どこにでもある日本の会社で育休宣言する


 

まずは僕が言っている“上司”がどんな人か、どんな位置付けの人かをご説明します。

上の図はいわゆる組織図です。僕の会社での位置付けを表しています。どこにでもある日本の会社の風景だと思ってもらえばいいです。

部があり、その中でいくつかの課に別れていて、さらにグループに分かれている。そしてそれぞれの枠にリーダー的な人がいる、という感じです。

僕はA部A1課1G所属のペーペー社員です。仕事内容的に、隣のグループや別の部の課長さんとは密に連携して仕事しています。

図の中に書いた丸付きの数字は、育休取得宣言をした順番です。まずは所属部署の部長、そして課長、その次は直属のリーダーかと思いきや、隣のグループのリーダーへ言ってから、自分のリーダーでした。

そして最後に隣の部署の課長さんです。

普通なら自分が所属するチームの人から言うべきなんじゃないの?と思われるかもしれませんが、結果としてそうなりませんでした。

それぞれみんな、いろんなキャラクターの人たちです。その中で今回はお堅い部長編ということで、自分の所属部署のY部長への育休宣言の話です。

 

男性の僕が育休宣言したときの部長の反応

それでは自部署の部長がどんな反応をしたか、僕と上司とのリアルなやり取りを再現しつつご紹介したいと思います!

部長からお呼び出しをくらい(悪いことしたわけじゃないよ!)、2〜3日後に2人きりで話をすることが決まっていたある日、妻の妊娠がわかりました。

まだ簡易検査で、確実な情報かどうかは定かではありませんでしたが、「妊娠した」と聞いて喜んだ後、「そうだ、育休宣言しよう。」とすぐさま思ったわけです。

ちょうど部長と2人きりで話す時間がある。よし。そこで言おう。ちょっと早いけど。そんな意気込みで部長からのお呼び出しに臨みました。

Y部長
Y部長
(一通り要件を話終わって)他に何かあるかな?
ヨシヒロ
ヨシヒロ
私からもひとつお話ししておきたいことがあるのですが・・・
Y部長
Y部長
何でしょう?
ヨシヒロ
ヨシヒロ
え〜っと・・・いま長男が1歳ちょっとですけど、二人目の子どもが生まれるときにはちょっと長めの育休を取ろうと考えてます。
Y部長
Y部長
うん、それで?
ヨシヒロ
ヨシヒロ
え〜っと・・・まぁそう考えていますって話なんですけど。
Y部長
Y部長
うん?それは二人目ができたら休みたいという将来の話ですか?
ヨシヒロ
ヨシヒロ
えぇまぁ・・・実はまだ心拍も確認できないくらいの初期ですが、妻が二人目を妊娠したことがわかりました。
Y部長
Y部長
ふむふむ・・・
ヨシヒロ
ヨシヒロ
で、来年度は育休を取ろうと思っています。できれば半年〜1年くらい取ろうと思っています。
Y部長
Y部長
ふむふむ・・・
ヨシヒロ
ヨシヒロ
出産予定はまだわかりませんが、たぶん6月か7月くらいなので、例えば6月〜12月までの半年間とか、そんな感じです。
Y部長
Y部長
なるほど。話は伺いました。(ニコっ)
ヨシヒロ
ヨシヒロ
まだ病院できちんと検査したわけでもないので、経過は都度ご報告します。
Y部長
Y部長
はい、お願いします。

・・・とここで時間切れとなり、無事に(?)部長への育休宣言が完了しました。

 

正直言うと、まだ簡易検査で妊娠がわかったばかりの状態だったので、そんな状態で言っていいものかどうか迷いました。

なので最初、二人目が“できたら”育休取ろうと思います。と未来の話みたいな感じになってしまいました。二人目ができた“ので”とはっきり言いにくかったのです。

わかります?!この気持ち・・・(笑)

まぁ何はともあれ、一番言っておかなければいけない人物にお伝えしたので、一安心という感じです。

その後、病院で検査をおこない、先生から

クリニックの先生
クリニックの先生
妊娠○週目ですね〜

と聞いたままの情報を上司にも

ヨシヒロ
ヨシヒロ
妊娠○週目らしいです。

と連絡し、上司からは

Y部長
Y部長
休業中に引き継ぎが必要な業務については引き継ぎ役の選任をしますので指導をお願いします。

とメールをもらいました。

 

育休を取ることについてどう思ったのかは謎

そんな感じで、部長への報告では事務的にいつからいつまで休みます、という話や、その後も引き継ぎがどうこうという話しかなく、部長自身が僕の育休に賛成なのか反対なのかは実は謎のままです。

>まぁいつもそんな感じで、自分の意見をあまり仰らないというか、言い方悪いけど何考えてるかよくわかんないところがあるので、あまり気にしてないのですが(笑)

でも、賛成を表明して快く送り出してもらえないと、なんとも休みづらい感じはありますよね。

まぁ僕はそんなの気にせず休んじゃいますけどね。

 

おわりに

ということで今回は、お堅い部長へ男性の僕が半年以上の育休宣言をしたときの、部長の反応についてリアルなやり取りをご紹介しました。

こんなやりとり、あまり人に披露するもんじゃないかもしれないけど、最初にも言ったように男性の育休はまだ事例も少なくて、言い出しにくい話だと思うんです。

それでも育休取得して子育て参加したいと思っているパパの力に、少しでもなれればと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。