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男性が育休取得を上司に申し出るときには一緒にビジョンを示そう

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半年以上の育休取得を予定しているヨシヒロです。こんにちは。

 

さて、育児日記で日々第2子の成長もお伝えしている通りですが、パパである私の育休準備も着々と進めております。

 

 

育休準備って何から始めるの?という話ですが、まずは上司なり会社なりに育休取得を宣言することからと思います。

今回は上司に育休取得を申し出るときにこんなことを合わせて提案してみてはいかがでしょうか?というお話です。

上司が男性の育休取得にあまり前向きでないなら、ある程度説得が必要ですよね。その説得の材料になれば、と思います。

 

育休取得を申し受けた上司が心配すること

育休取得します!と男性部下から申し出を受ける上司はこれからどんどん増えていきます。男性の育休取得率はまだまだ5%と低いですが、逆にまだまだ伸び代があるということですからね。

上司と呼ばれる方々が男性部下から育休取得を申し受けてまず始めに心配することは、業務の引き継ぎや再編についてです。

私が実際に直属の上司に「半年から1年くらい育休を取ろうと思ってます」と話したときには、やっぱり業務の引き継ぎや再編の話が出ました。まぁ当然っちゃ当然ですが。

男性の場合、女性とは違って子どもが生まれる前後に仕事を休まなくても済んでいく場合があります。というか、それがほとんどですよね。せいぜい2〜3日お休みする程度でしょう。

女性は少なくとも産前産後休暇だけは取らないと子どもを産めませんが、男性はそういうわけでもありませんからね。

そうなると、上司の立場からしたら男性の部下のうち誰がいつ育休を取るかなんて、もう読めないわけですね。例えば20〜30代の女性社員がいたとしたら、統計的な確率計算上はここ何年かのうちに子どもを産むためにお休みする期間があるかもな…というのは簡単に想像できます。

でも男性社員の場合は、育休を取るか取らないかは完全にその人の意思によるものなので、予想はできないですよね。せいぜい、全国平均が5%くらいだから、うちの職場から1人いるかいないかくらいか…程度の話ですね。

人間、自分が予想できなかったり想像できないことは、心配だったりこわかったりするもんです。だから先の読めない男性部下の育休宣言というのは、心配事のひとつになって、人によっては拒否反応を示してしまったりするのでしょう。

それがいわゆるパタハラってやつにつながるわけですね。

 

ビジョンを示そう

geralt / Pixabay

 

パタハラの話はまたの機会にするとして、じゃぁ男性であるあなたが育休取得を上司に宣言するとき、何を合わせて言えば納得してもらいやすいでしょうか?

私なりに考えて出した結論は、上司が「そういう理由なら部下の成長にもつながるからいいかも」と思えるビジョンを示してあげることかなと思います。

つまり、長期の育休で突然欠員が出てしまうというデメリットより、1年くらい現場を離れるけど確実に成長して帰ってきそうだと思わせることができれば、上司もすんなり認めてくれるのではないかと思うのです。

ちなみに私が育休取得を申し出たときは、滅多にない長期の休みを利用して、今後の業務にも展開できる学びの時間を作ることを宣言しました。

 

最近どこの業界でも、これからは人工知能だ!AIだ!と騒いでいますが、私の職場(技術系サービス業)でも状況は同じです。

だから現業務とは離れるこの機会に、人工知能関係の知識やスキルを学んで、かくかくしかじか・・・こんな感じで将来の仕事に役立てようと思う、そんな話をしました。

上司もその話にはのってくれて、育休明けにどんな風に展開していくか、復帰後のビジョンを描いておくといいね、というアドバイスもいただけました。

そんなこんなで私は上司からの賛成もいただき、第2子が生まれた暁には育児休業を取れそうな感じになっています。

私の場合は職業柄、人工知能を学ぶというビジョンを提示しましたが、別に中身はなんでもいいと思うんですよね。

要するに、最近男性で取得する人も増えてきてるから自分も休み取ってみますとか、最近仕事つまんないからいい機会だから休みますとか、そういう理由で申し出ないほうがいいってことです。

それが本心だとしても、長期の休みを取ってまとまった自由時間ができた暁には、こんなことを身に付けたい、という前向きな姿勢を示すことが大事かなと思います。

家事スキルを身につけて家庭がうまく回るようにしますとか、子どもの世話を通じて時間の段取り術を身につけますとか、そういうのでもいいですね。

 

育休の第一目的は「育児業に専念すること」

念のため言っておきますけど、もちろん育休の第一の目的は育児業に専念することです。それにプラスして自分のビジョンを実現しようということです。

でも、子育てってそんなラクなものでもありません。上の子の子育てを育休を取ってやってくれている妻の姿を見ていればわかります。そんなに時間は取れないかもしれません。

だから上司に一通り説明した最後に、こう言っておきましょう。

ヨシヒロ
ヨシヒロ
まぁ休んで時間ができたら120%育児のためにヨメにこき使われるかもしれませんけどね(笑)

なんてね。妻のことを悪く言っているわけではなく、実際にどれだけビジョン実現のために時間が取れるかはわからないよ、ということを言ってるつもりです。

保険をかけとくってやつですね。実際に120%以上育児業に専念することになって、その後復帰したときに、

上司
上司
おまえ、人工知能学んでくるって言ってたじゃないか!

って言われても困りますからね(笑) あくまで第一の目的は育児に専念する時間を取ること、そしてあわよくば、今後の仕事にも役立つ知識やスキルを身につけてくる、という宣言ですからね。

 

おわりに

ということで今回は、男性のあなたが上司に育休取得を申し出る時には一緒にビジョンを示そう、というお話でした。

そして同時に、ビジョンを示したところで本当にその通りになるかどうかはわからないということを言っておきましょうって話でした。

とにかく、育休を取ろうと思っている男性サラリーマンは、うまく上司に説明して納得してもらいましょう。

変に険悪なムードを作って職場を離れると復帰しづらくなりますしね。人間関係は大事ですから!

最後まで読んでいただきありがとうございました。