半年以上の育休取得を予定しているヨシヒロです。こんにちは!
さて今回は、男性の僕が「半年〜1年くらい育休とります!」と上司に宣言したとき、上司がどんな反応をしたかをご紹介する【実録】シリーズ第2弾!
第1弾の「お堅い部長」への育休宣言の話はコチラ。
男性の育休取得率は全国で5%ちょっと。その中でも半年以上の期間取得する人はわずか3%!まだまだ身の回りに前例がないのが現状だと思います。
だから上司への長期育休宣言をなかなか言い出しにくい人がいても仕方のないことです。
でもしっかり育児時間を確保して子育てしたい、そう願うパパの力に少しでもなればという思いで、上司への育休宣言の仕方事例をご紹介しています。
あなたが上司に育休取得宣言するときの参考に、心構えに、お守りに(?)なればと。
“普通の会社”の“普通の上司”
まずは僕が言っている“上司”がどんな人か、どんな位置付けの人なのかをご説明します。
上の図はいわゆる会社の組織図です。僕の会社での位置付けを表しています。見出しに“普通の会社”と書いたのは、日本のどこにでも見られるピラミッド型の組織という意味です。
図の中に書いた丸付きの数字は、育休取得宣言をした順番です。まずは所属部署の部長、そして課長、その次は直属のリーダーかと思いきや、隣のグループのリーダーへ言ってから、自分のリーダー、そして最後に隣の部署の課長さんでした。
それぞれみんな、いろんなキャラクターの人たちです。その中で今回は真面目な課長編ということで、部長の次に育休の報告をした自分の所属するA1課のK課長への育休宣言の話です。
男性の僕が育休宣言したときの課長の反応
それでは僕の所属する課の課長さんがどんな反応をしたか、僕と課長とのリアルなやり取りを再現しつつご紹介したいと思います。
部長への育休宣言が完了した数日後、A1課定例ミーティングの後に課長に「ちょっとお話ししたいことがあるのですが・・・」と声をかけ、2人で話せる場所に移動しました。
そこで、育休宣言をしたわけです。
・・・という感じで、課長への育休宣言が完了しました。
初めて、部長に育休宣言した時はモジモジとしてしまいましたが、1回言えばちょっと慣れて、課長へは割とはっきり休業中のビジョンなんかも話をしました。
休業期間をどう過ごすのか?その後の仕事にどう繋げるのか?そういったことを示すことは、上司にとっては安心感を与えるものかなと思います。
仕事を引き継ぐ人がいないとか、欠員が出たら仕事をどうやって回そうとか、やっぱり上司の立場だとそういうこと心配してるんですよね。(たぶん)
自分が抜けることで欠員を出すわけだけど、代役を見つけやすいように早めに宣言すること、そして復帰後にこんな風にやっていきたいという話をすることで、初めて男性社員から育休宣言をされる上司も、受け止めやすくなるのではと思います。
まだまだ事例の少ないことだからこそ、そんなちょっとした気遣いは必要かもしれませんね。
言葉のチカラは大きい
部長は僕の育休に対して賛成も反対もなかったけど、課長はハッキリと「賛成です」と言ってくれました。
しぶしぶ賛成なのか大賛成なのか、そこまではわからないけど、でも「賛成」という言葉の力は大きく、「男性の僕でも育休とって良いんだ」と思えました。
半年以上育休を取るって自分の中でも未知な経験なので、正直ちょっとモヤモヤした感情があったのですが、身近な上司に賛成してもらえたことで、ちょっと自信が出てきた感じです。
言葉のチカラは大きい。そう感じた出来事でした。
おわりに
ということで今回は、真面目な課長へ男性の僕が半年以上の育休宣言をしたときの、課長の反応についてリアルなやり取りをご紹介しました。
こんなやりとり、あまり人に披露するもんじゃないかもしれないけど、最初にも言ったように男性の育休はまだ事例も少なくて、言い出しにくい話だと思うんです。
それでも育休取得して子育て参加したいと思っているパパの力に、少しでもなれればと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。