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なりキリンママ・パパ制度で子育て社員を体感!育休取得率UPにも?!

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半年以上の育休を取得予定のヨシヒロです。こんにちは!

 

さて今日は「なりキリンママ・パパ」という制度について。なんじゃそれ?ってネーミングの制度ですが、これ面白いー!と思ったので紹介します。

 

こういった斬新で面白い取り組みが、社員が働き方を本当の意味で改革するのに役立つんだろうなと感じます。

 

そして、男性でも育児に取り組みながらも仕事をうまく回す術を身につけ、育児参加の方法についても意識が変わっていくかもしれないな・・・

 

もしかしたら、男性の育休取得率UPにも貢献するんじゃないか?!と思うわけです。

 

なりキリンママ・パパ制度とは?

仕事と育児を両立するママやパパなどに各社員がなりきり、1ヵ月単位で、時間制約や突発事態への対応を要する働き方を行うキリン独自の取り組み
キリン株式会社 ニュースリリース資料より引用

なりキリンママ・パパ制度とは、ビールやジュースでおなじみのキリン株式会社とその関連会社で展開されている活動です。

 

実際には子どもを持たない社員が、1ヶ月間ママやパパになりきり、保育園の送り迎えのために定時出退社したり、子どもが熱をだして突然帰る・・・みたいなシチュエーションを体感するものだとか。

 

政府の「働き方改革実現会議」で有識者議員を勤められるジャーナリストの白河桃子氏のインタビュー記事でこの活動を知ったのですが、これは面白い!と思いましたね。

 

未婚の営業女性が「ママ」に挑戦 その驚くべき結果は
NIKKEI STYLE記事より

 

この活動は「新世代エイジョカレッジ」という営業職女性(エイジョ)の働き方を見直そうという企業や業種横断型の取り組みの中でも注目されている活動のひとつです。

 

エイジョは入社10年以内に9割がその職を離れてしまうのだとか。

 

その理由は、営業=長時間勤務という実態がある中で、営業職では子育てとの両立は無理だという思い込みがあったからだと言う。

 

そんな中で、集まった企業がそれぞ労働時間削減と生産性向上に繋がる実証実験をおこない、プレゼンし合うというのが「新世代エイジョカレッジ」の取り組みです。

 

元々は女性社員の働き方改革のひとつとして始まった企画のようですが、キリンのプレスリリースを見る限り、「なりキリンママ・パパ制度」ということで、パパにも拡大されていますね。

 

なりキリンママ・パパ制度の全社展開の開始について
キリン株式会社 ニュースリリースより

 

結局のところ、子どもを持たない人は子どもを持つ人の事情や働き方を理解しきれないでしょう。それは、経験がないのだから仕方ありません。

 

子育てをしてみて初めて、こんなに大変だったのか・・・と思うことはきっとたくさんあります。それはママにもパパにも言えることですね。

 

だから、昨今よく言われるダイバーシティ(多様性)を生かして誰もが活躍できる企業風土を作っていこうとするならば、このように「お互いを理解しあえる」ための施策はとっても魅力的に思えます。

 

やってみなけりゃわからない。理解できない。だったらやってみよう!みたいな。いいですね!こういうの。

 

ちなみにこの活動(実証実験)を通じて、実際に社員の生産性が上がったことが確認できたらからこそ、全社展開されているのです。

 

「子どものために早く帰る社員は生産性が低い」なんていう、時間の長さでしか評価できない昭和な上司たちはひっくり返ったんじゃないでしょうか(笑)

 

育休取得促進にもなるかも?

キリンの「なりキリンママ・パパ制度」でママやパパになりきる社員は、2歳くらいの子どもがいて、保育園に通っていて、・・・みたいな設定があるみたいです。

 

(実際にはいない)子どもの名前まで決めるみたいなので、その徹底ぶりがなんだか面白いですね(笑)

 

つまり、育休明けにどうやって子育てと両立しながら働くか?というところに焦点を当てているわけですが、こういった活動が男性の育休取得促進にも繋がるかもな、と感じます。

 

子育ての経験がない人にとっての子育て経験は、とってもインパクトのある経験だと思います。

 

お子さんが二人以上いる人は、一人目の子育ての時に色々迷いながら、つまづきながら子育てして、二人目の時はその経験を生かしてもう少しうまく立ち回れるようになると思います。

 

子どもを育てるってのはこんなに大変なのか、ということを擬似体験でもできたら、育休に対する考え方も変わるかもしれないな〜と思うわけです。

 

僕はまだ一人目の子育てをしているところで、これから二人目を育てていくという段階ですが、一人目の時の経験があるからこそ、二人目の時は育休を取ろうと思ったのです。

 

育児に対する考え方を子どもを持つ前から考えさせられる制度があれば、これはきっと育休のとり方にも影響していくだろうと。

 

そんな風に期待したりするわけです。

 

おわりに

ということで今回は、キリン株式会社が実践する「なりキリンママ・パパ制度」についてご紹介しました。

 

面白いこと考えますね!うちの会社にも導入してほしいわ。。。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。