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育休取得時の仕事の引き継ぎ問題。この際仕事を「棚卸し」してみては?

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半年以上の育休取得を予定しているヨシヒロです。こんにちは。

 

さて今回は自分が育休を取ることになった場合、自分の仕事を誰が引き継ぐのか?あるいは引き継がなくていいのか?

 

って言うかホントに引き継ぐ必要があるのか?などなど、仕事の引き継ぎに関して考えてみたいと思います。

 

まぁこれは男性の育休に限った話ではないですが。女性の場合も全く同じかと思います。

 

最大限、引き継ぐ人を見つけやすい状況をつくる

以前、男性が育休取得を申し出るなら早いに越したことはない!という記事を書きました。

男性が育児休業取得を上司に伝えるタイミングは早いに越したことない育休取得を上司に申し出るタイミングって迷いますよね。なかなか言えずに時間が経ってしまうのはよくないと思います。私のオススメは妊娠発覚したらソッコーで言ってしまうこと!...

その理由のひとつは、まさに自分の仕事の引き継ぎをしてくれる人を見つける時間を稼ぐためです。

 

会社にもよりますが、育休取得の申し出はだいたい1、2ヶ月前までにしてください、と社内規則で決まっているのではないかと思います。

 

1ヶ月前に言えばいい、となっているから1ヶ月前(ギリギリ)に申し出たのでは、仕事の引き継ぎがうまくいかなさそうなのは目に見えています。

 

もちろん職種にもよると思います。自分の仕事はいつでも替えがきく・・・そんな状況ならいいですが。・・・それはそれで、別の意味で大丈夫か?とも思いますが。(その話はちょっと置いておきます)

 

何れにしても、早めに育休取得することを上司に伝えることで、上司は次の手、つまり代理を探すという手を打ちやすくなります。

 

自分の代わりは自分で探せ・・・と言われる人は・・・頑張ってください!!(無責任)

 

僕は第二子の妊娠が判明した直後に育休取得を申し出ましたが、普段からプライベートな話についてもよくコミュニケーションが取れる環境であるならば、

 

ヨシヒロ
ヨシヒロ
次に子供が生まれるときは育休取ってみようかな〜なんて思ってるんですよね〜

 

みたいな感じで、こいつは育休とる奴だという認識を早いうちから周囲に植え付けておければベストかもしれません。

 

そうすれば、いずれ自分の仕事を引き継ぐ人を探さなければならない、という認識が上司や周囲の人の中に生まれ、いざ人を探したり採用したりという段になって心理的にスムーズに作業に取りかかれるのではないかと思います。

 

長い期間お休みをいただく者としての心配り、ってやつですかね。

 

それでも「男のくせに育休なんて取りやがって」と思われている昭和な上司もいるかもしれませんけどね。そんな奴は知らねぇよ(怒)です。おっと毒が噴き出してしまった・・・

 

自分の仕事は本当に引き継ぎが必要なのか?

ところで、職場を離れるとなると、何も考えずに「じゃぁ引き継ぐ人を決めなきゃ」とすぐに思考がそっちへいってしまいそうですが、

 

ヨシヒロ
ヨシヒロ
そもそも自分の仕事は引き継ぎが必要なのか?

 

と考えてみるのも、自分の仕事の棚卸しをするというか、振り返る意味でとてもいいことだと思います。

 

サラリーマンは、仕事めちゃめちゃ頑張ってやっていたとしても、なんとなくやっていたとしても、それほどお給料に差が出ない仕組みになっています。

 

ようやく昭和な年功序列やエスカレーター式の昇給制度などが見直されつつありますが、サラリーマン個人の意識にはまだまだ昭和な部分が残っているようにも思えます。

 

もちろん自分の中にも、多かれ少なかれそんな部分があるように感じます。何と言っても昭和生まれの人間なので(笑)

 

だからこそ、一度自分の仕事、スキル、人間関係などを棚卸するのはいいことかなと。

 

極論を言えば、自分が仕事をしようがしまいが、世の中は変わらず流れていきます。

 

熱意ある若きサラリーマン
熱意ある若きサラリーマン
いや、俺の仕事は俺にしかできない。
俺の仕事を止めたら周りがみんな困ってしまう。

 

そういう声も聞こえてきておかしくなさそうです。確かにそう思っている人は(特に男性では)多そうですし、自分も若いときはそうでした。

 

でも、本当にそうでしょうか?確かに、周りで困る人は何人かいるかもしれませんが、“何人か”ですよね。

 

いや、仮に“何百人”かもしれませんが、だからと言って世界が止まってしまうわけではありません。自分が居なくても、幸か不幸か、世界は歩みを止めずに回っていきます。

 

だからちょっと立ち止まって、今の自分の仕事がどれだけ必要なことなのか、棚卸してみるのはいいことじゃないかな?と思うんですよね。

 

もちろん、僕にしかできない、あなたにしかできない大事な仕事はきっとあります。でも、普段やっている仕事全てではないでしょう。

 

自分の仕事が10個あるとしたら、本当に10個全部を引き継がなきゃダメか?この際やめられる作業とか書類とか、5個くらいはあるんじゃないか?

 

そんなことを整理するのに、育休取得はちょうどいい機会かもしれません。

 

最小限の仕事を引き継ぐ

そうやって棚卸がきちんとできていれば、無理に多くの仕事を引き継がなくても済みます。引き継がれる方もかなり肩の荷が降りるでしょう。

 

自分の仕事は10個もある。でもそのうちの2個だけ引き継げば、半年〜1年くらいは十分に仕事が回る。

 

一番大事な2つの仕事だけを引き継いでもらえばなんとかなるとしたら、後の8個はもしかしたらこの際やめてしまってもいいかもしれません。

 

仕事を増やすのはとても簡単ですが、やめる決断というのはなかなか難しいものです。でも、やめる決断が最も重要な決断だと僕は思います。

 

だから、この際思い切って、やめられるものはやめてしまいましょう。

 

そうしたら、育休明けにはかなりスッキリした状態で、大切な仕事に集中して、またいい仕事ができるんじゃないですかね?

 

僕はそう思います。だから、育休を取ることは、これから仕事を続けていく上でも、そんな悪いことじゃないと思うんですよね。

 

おわりに

今回は育休を取る上での、仕事の引き継ぎについて思うことを書きました。

 

自分の仕事を棚卸した結果、半年〜1年くらいほおっておいてもどうってことない、引き継ぐ必要ない、なんてことになったら・・・今まで何やってたんだ?と反省しましょう(笑)

 

これからは日本でも個性が、キャラが、活かされる時代だと思います。自分だからこそやる価値がある仕事を、やっていきたいですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。